真空管アンプ自作記録 
憧れの真空管アンプを入手したときの記録です。 
真空管アンプを自作しました!
・・・といってもTU-870という自作キットを購入して、 それを組み立てただけですが・・・(^^;
で。半田ゴテで、作ったものといえば、中学生の頃インターホンを 作ったくらいでしょうか(笑)
最近でも、リード線繋いだりくらいはしていましたが、 いきなり高価(\19,800)なキットで少々不安です。

さて、普段は説明書なんか読まないのですが、ここは素直に 部品の点検と組み立て説明書を
一通り読みました。
次に、キットに付属していた「はんだづけトラの巻」を読んで半田づけの勉強をしてみました
(珍しく熱心)

トラの巻を読んで上手く行きそうな気分になったところで、 実際に部品をプリント基板に半田づけして
いくことにしました。
組み立て説明書は、かなり親切で抵抗やコンデンサの表示の読み取り方を知らなくても、判るように
書かれていて助かりました。

1個1個丁寧に、違う部品を違う場所に付けないように何度も見直したりと、かなり慎重です(笑)
というのも、注意書きに「部品の付け方を間違えると破裂するかも」みたいなことを書いてあったからで、
かなりビビってしまいました。

しかし・・・やっぱりというか、2個ほど部品を付け間違えたり、配線を間違えたりしたあたり、
テキトーな性格を物語ってます。

で・・・作りながら思ったのは、半田づけが美しくないです(汗)
「はんだづけトラの巻」にあった、ダメな例を再現しまくってますが・・・
上手なのは「まんべんなく半田が付き、ツヤがあって富士山みたいな感じ」 らしいのですが、
私のは、ゴワゴワだったりトゲトゲだったり場所によって量がまちまちだったりと品質が悪いです(^^;ヾ
それでもなんとか体裁を整えながら完成(感涙)

組み方間違えていて爆発しないことを祈りながら電源オン!
・・・おおっ真空管がオレンジ色に(喜)
説明書によると、徐々に真空管があたたまって1分は経たないと音が鳴らないそうです。

このキットを知った記事だと、30分は経たないと安定しないと書いてあった記憶があります。
あたたまる間に工具の片付けをして風呂にでもはいってくるかぁ等と してるうちに30分以上
経っていました。さっそく試聴を・・・。

・・・おおおっ鳴ってますよ、音が!
あんなヘッポコ半田でもしっかりと鳴るもんだ!素敵。
不覚にも嬉しくて涙ぐんでしまいました。
ちなみに、作り始めてから音が鳴るまでに12時間もかかりました(汗)

音質は・・・低音が弱いかな〜と思います。
(普段使っているBOSEのスピーカーが低音出しすぎなのかもしれません)
しかし高音シャープで、中音はクリアです。
全体的に響く時に響き、ソースに忠実な印象がします(^o^)ノ

憧れの真空管アンプを安価に入手できて良かったです。

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